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zoom RSS たぶん、プロイセンが悪い

<<   作成日時 : 2012/02/03 04:09   >>

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最近はポーランド語とドイツ語を一緒にかじっているような状況です。ポーランド語が頭に入る中で、ほとんど忘れたはずのアフリカーンス語(低地ドイツ語)との距離をなくそうとするかのように、ドイツ語に引っ張られる。

第一次ポーランド分割の地図を見ると、プロイセンが「飛び地ばっかりが嫌になった!」と言わんばかりですね。頭の中でドイツ語がうごめく瞬間が急増したのは、プロイセンのせいだと思いたいくらいです。

ドイツ語は学んだことないし、まだ一度も辞書を引いていない。訳のわからない吸引力です。言語学的には面白い現象かもしれないから、今はドイツ語を学ぶことを一切放棄しています。「読んだり、聞いて、わかった。覚えた」に留めています。

ドイツ語とポーランド語は、不思議な違いと不思議な共通点があります。
たとえば、nie の使い方。ドイツ語は文末につけて否定形にも使う。
ポーランド語では nie +動詞で否定形です。主語の一人称は強調する時以外は省くので、文章の冒頭に来て、Nie 〜 という表現が多い。

ドイツ語は文末の nie
ポーランド語は文頭の Nie
位置は違いますが、どちらも否定形です。

Ja はドイツ語では肯定する時に使いますね。
ポーランド語では一人称・単数です。
どちらも、Jの発音は日本語のヤ行に近いです。

固有名詞は古い言葉が残りますね。
ベルリンの語源は、古いスラヴ語の bl(湿地)あるいは berjina(池や沼)です。エルベ川以東の北東ドイツには、かつてはスラヴ人が多く住んでいた。中世の東方植民でドイツ人が移住して、ドイツ化が進みました。

北海道にアイヌ由来の言葉を漢字に当てはめた地名が多いのと同じです。でも、ドイツでは熊(ドイツ語でも bear)が語源だと思い込んでいる人が大半だそうです。実際、本当に熊が語源なら、ベアブルクとかベアシュタットとかベアフェルトとか。

旧東ドイツ地域には、スラヴ語由来そのままの地名が他にも残っています。ベルリンの少し東、ポツダム宣言で有名なポツダム。バルト海沿いのロストク。地図を見て「綴りがドイツ語らしくない」と思って調べたら、語源はスラヴ語でした。

ドイツ語読みで意味が通らないのがポンメルン。ポーランド北部、グダニスクがある地域です。犬のポメラニアンの産地です。

ドイツ読み:ポンメルン
ラテン語読み・英語読み:ポメラニア
ポーランド語読み:ポモージェ

ポーランド語では意味が通ります。
po(for または to)+morze(sea)=海に向かう地方という意味です。
実際、バルト海に面した地方です。

プロイセンの語源も、ポーランド語では意味が通ります。「クマン人やっつけた。ブルツェンラントくれ!」と要求して、ハンガリーを追い出されたドイツ騎士団はポーランドに向かい、キリスト教徒ではなかったプルーセン人を改宗させたり、殺したり、いろいろやって、自分のものにしますね。

ポーランドにとって、プルーセンの向こうはルーシの地です。
po(for または to)rus=ルーシに向かう地方、が語源とする説があります。

低地ドイツ語の低ザクセン語では、Pruzzen と綴るそうです。読み方がわかりません。ドイツ語では次の子音が二つ重なると、前の母音は伸ばさない。
だったら、プルツェン?

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