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zoom RSS プロイセン方言で「話す」はシャベレ

<<   作成日時 : 2012/02/13 06:13   >>

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数日前は「頭の中でドイツ語とポーランド語がバトル中!」と騒いで、すみません。ドイツ語の辞書を引くようになって収まりました。

コペルニクスの姓の由来を知りたくて、ドイツ語の辞書を引くことを解禁、オランダ語とアフリカーンス語の辞書も引いたら、まさにコペルニクス的展開でした。

ヘタリア的には、こうなります。

オランダ:俺が邪魔したみたいな言われ方、気分悪いわ
スイス:我輩を巻き込むな

ラトビア:あのぉ…プロイセン方言はバルト語の影響を受けてます…

フランス:18世紀に知っておきたかったな
イギリス:ラテン流れなロマンス語は黙ってろ!
ベルギー:うちは両方

ラトビア:リ、リトアニア語のほうが綴りが同じ言葉が多いです…

英語:beer
オランダ語:bier
標準ドイツ語:bier
ポーランド語:piwo
リトアニア語:alus
プロイセン方言:Alus

ビールです。未成年は飲んではいけない液体です。

プロイセン方言は低地ドイツ語の一つです。「低地プロイセン方言」という言い方もあります。

東プロイセン、西プロイセンの一部、ダンツィヒで話されていました。リトアニア語とラトビア語以外のバルト語が死語になったのは17〜18世紀です。まったく影響しないほうが変です。

リトアニア語やラトビア語に近い綴りや同じ綴りはチーズ、パンケーキ、籠、靴など、生活に密着した語彙が多いです。

ケーニヒスベルグでも、日常的に話されていました。1960年代に活躍したオートバイレーサー、ハンス・ゲオルグ・アンシャイトはケーニヒスベルグ生まれ。9歳の時、第二次世界大戦後のドイツ人追放で旧西ドイツに移住しました。

 私はここでふたたび学校に通うようになり、東プロイセンの方言を「純粋のドイツ語」に学び直した。純粋なドイツ語というのは、私の新しい好奇心の強い学校の友達が、私の話し方に対して、皮肉をこめて、屁理屈をこめてなづけたものだった。
 (アンシャイト著『王座への道』八重洲出版)

「方言を標準語に直した」といった表現ではなく、「純粋なドイツ語」に学び直した、です。友達の皮肉、屁理屈。移住後、言葉で苦労したことが伺われます。

1960年代後半の刊行です。低地ドイツ語の研究がタブー視されていた時代だけど、アンシャイトはオートバイレーサーです。言語学者ではないから、「東プロイセン方言は、自分のマザータングで生まれ故郷の言葉」と言えたと思います。

プロイセン方言で「話す」は、

英語:speak
オランダ語:spreken
標準ドイツ語:sprechen
ポーランド語:movic
リトアニア語:kalbéti
プロイセン方言:shabbere

プロイセン方言の読み方は「シャベレ」でしょうか。最初はアーと伸ばさない綴り。方言なので、綴り通りに読むと思います。

スラヴ系少数民族カシューブ人の言葉の影響も受けているそうです。カシューブ語は辞書が探せなかったので、比較できませんが。

プロイセン発祥の地では「ドイツ語の変種」が1940年代まで話されていた。言葉は変化します。変種だって言語です。アンシャイトのように追放された人々にとって、生まれ故郷の言葉です。

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