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zoom RSS 古い英語は今も使われる

<<   作成日時 : 2012/01/16 01:19   >>

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日本でも馴染み深いイギリス民謡『グリーンスリーヴス』は16世紀頃に生まれました。古い英語が使われています。

暴徒の Alas は 感嘆を表わす言葉で、Oh とほぼ同じ意味です。それから、今の英語にない二人称・親称が使われています。格変化は、

you your you
thou thy(thine) thee



古い英語は、今でも時々使われます。鋼の錬金術師の英語版ブラーチャは、古い言葉を取り入れ、ロシア語オリジナルからイギリス民謡的な響きになり、英語圏で受け入れやすくなった顕著な例です。
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=z93qm4XYMtM

'twas=that was、古くからある略し方です。
For there is 〜, For the path は Because 〜 と同じ意味です。メロディに合わせると同時に、音節を一つにして、アイアンビックを形成しています。

グリーンスリーヴスに話を戻しますね。まず、タイトルについて。ヨーロッパ中世を描いた絵画や映画で、袖の色が違うのを見たことがある方がいると思います。袖付けに余裕があり、袖だけを付け替える“変え袖”は普通のことでした。

貴婦人は男性に愛を伝えるため、自分のドレスの袖を取って渡しました。愛の証です。Greensleeves は複数形なのに、was と動詞は単数形になっているのは、愛の証をくれた女性の愛称のように使っているからです。

ヨーロッパ中世の価値観の一つが「叶わぬ恋こそ、理想の恋愛」です。だから、相手の名前を歌わない。様々な色の袖があったはずなのに、なぜ緑色の袖が有名になったのか。これは不明ですが、green→ever green→変わらないもの、永遠のもの→永遠の愛、という連想ではないか、と考えています。

APHの歌詞は私が持っている楽譜とは違います。0:15〜の

APH
For I have loved you well and long
手持ちの楽譜
For I have loved you so long

0:52〜は、もっと違います。

APH
Ah, Greensleeves, now farewell, adieu
To God I pray to prosper thee
For I am still thy lover true
Come once again and love me

手持ちの楽譜
I have been ready at your hand
To grant whatever you would crave
I have both waged life and land
Your love and good will for to have

たぶん、私が持っている楽譜の歌詞は古いです。2行目のcrave は中世英語のように「クラヴ」と発音しなければ、4行目と韻を成さない。

作者不明で、複数の歌詞が現存します。「正しい歌詞」はありません。古い歌は歌詞の違いも楽しみの一つです。

『スカボローフェア』も複数の歌詞が現存しています。古い歌は、現存する歌詞の違いも楽しみの一つです。ちょうど良い機会なので、こちらも。スカボローはイングランド北部の町です。コメント欄によると、今でも市が立つそうです。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
グリーンスリーブス大好き。
何故か小さい頃からこの曲が大好きだった
なんか自分の知らないはずの記憶を呼び覚まされる気がして。
アノニマス
2012/01/31 23:21

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